「冬至の夕ご飯」
2005年 12月 23日
昨日は一年で一番昼間の時間が短い冬至でした。
みなさま柚子湯に浸かったり
かぼちゃを食べられたりされましたでしょうか。
わが家は「なんきん雑煮」を作りました。
「なんきん雑煮」は瀬戸内地方ではなんきん料理の代表で
ご飯の代わりにしたり、冬至に食べるものとされています。
お盆にはお供え物にもするお料理です。
材料はなんきん・小豆(またはささげ)・小麦粉だんご(または白玉だんご)、
干しうどんか干しそうめんです。
料理が出来上がると、溶け出したメリケン粉により
どろっとした濃いぜんざいのようになります。
塩で甘みを引き立てた「なんきん雑煮」はとても甘く
お菓子がなくても満足できます。
マクロビオティックでは
甘いものを食べたくなるのは低血糖の影響であると考えられています。
そんなときは「小豆かぼちゃ」を毎食小さい茶碗一杯食べるとよいとされています。
「小豆かぼちゃ」とは、小豆とかぼちゃを煮た料理ですが
「なんきん雑煮」でもよいと思います。
食べると心が落ち着くレシピです(*^_^*)。
きょうはその他に「あみと大根の煮物」
「稲荷寿司」「野菜炒め・ベジタリアンミートボールのせ」を作りました。
「あみ」とは
晩秋~冬にかけて瀬戸内の海で獲れる小さなえびのこと。
by morningtea-london
| 2005-12-23 21:40
| 郷土料理